商品紹介– PRODUCT –

繰り返し使える・周囲を汚さない

  • 使い切れないスプレー缶の中身を飛散させずにゴミ袋に捕集します。ご使用後スプレー缶の穴開けは不要です。
  • 日本製。特許第7419640号
  • 【セット内容】
    本体容器(容量570㎖)・ フィルターケースA ・フィルターケースB・ フィルター ・ロングノズル付きボタン2種類
  • 【使用の際にご用意いただくもの】
    ビニール袋・ティッシュなどの内容物を吸収できるもの・ガムテープなどのボタンを固定できるもの

セット内容

フィルターとロングノズル付きボタンについて
フィルターとロングノズル付きボタンは繰り返し使用できますが、スムーズに排出されなくなったり、目詰まりを感じたら交換してください。

交換用のパーツ

  • 交換用のパーツは、それぞれご購入いただけます

スプレー缶ぽいぽい。〈交換用〉
フィルター

スプレー缶ぽいぽい。〈交換用〉
ロングノズル付きボタン 白

スプレー缶ぽいぽい。〈交換用〉
ロングノズル付きボタン 赤

1
フィルターケースAにフィルターをセットし、フィルターケースBを被せます。
図のように本体容器にビニール袋をかぶせて中にティッシュを詰め、フィルターケースでフタをしてください。
本体容器とフィルターケースのすき間が大きい場合、ビニール袋を何枚か重ねてください。

2
フィルターケース中央の穴に本品に付属のロングノズルを差し込んだあと、スプレー缶に装着されているボタンを取り外し、ロングノズルに付いているボタンを装着してください。
ロングノズル付きボタンは赤色のボタン(4mm)→白色のボタン(3mm)の順で試してください。どちらもうまくはまらない場合はご使用いただけません。

3
スプレー缶のボタンを押してガムテープなどで固定し、ボタンを押したままの状態にしてください

4
音がしなくなったらガムテープをはがし、スプレー缶からロングノズル付きボタンを外してください。スプレー缶はそのままゴミとして捨てることができます。地域によっては穴あけが必要です。地域のルールに従ってください。

5
フィルターケースを本体容器から外し、ビニール袋を取り出してください。ビニール袋は中身が乾くまで口を開けたまま屋外で放置してゴミとして捨ててください。

何のために使う商品ですか?

中身が残っているスプレー缶をスムーズに廃棄するために使います。残った中身の飛散を抑えながらゴミ袋の中に捕集し、スプレー缶を空にします。ボタンをガムテープで固定して使うので指が疲れることもありません。繰り返し使えるので経済的です。

なぜ必要なのですか?

スプレー缶メーカーが示している中身の捨て方は、屋外で風下に向けて噴射したりビニール袋に詰めた新聞紙に吹き付けたりする方法です。作業の際、かかったり吸い込んだりする恐れがあり、SNSには処分に困っているという声があふれています。こうした不便さを解決するために必要な商品です。

どんなスプレー缶にも使えるのですか?

国内で流通するほとんどのスプレー缶に使えます。スプレー缶はボタンを外すと「ステム」という部品が現れます。スプレー缶ぽいぽい。は、付属のノズルをステムに取り付けて使います。国内で流通するスプレー缶の多くは、ステムの直径が3ミリか4ミリです。スプレー缶ぽいぽいには2本のノズルが付属しており、それぞれ3ミリと4ミリに対応しています。

使った後に穴あけはしなくてよいのですか?

スプレー缶ぽいぽい。で中身を空にしたスプレー缶は、そのまま捨てても問題ありません。ただ、穴あけが必要かどうかはお住まいの自治体のルールによって異なります。穴あけは危険なため、環境省はゴミ収集を担う自治体に対し、住民に穴あけを求めないように指導しています。このため、穴あけを不要とする自治体が増えています。

なぜ穴あけが危険なのですか?

ほとんどのスプレー缶は噴射剤として可燃性ガスが使われています。中身が残っているスプレー缶に穴あけをすると、内容物や可燃性ガスの噴出を止められなくなり、内容物がかかったり吸い込んだりする可能性があるほか、可燃性ガスに引火する危険性も高まるからです。

穴あけが不要な自治体に住んでいれば中身が残っている状態で捨てても構わないのですか?

穴あけ不要としている自治体でも、中身の使い切りは求められていることがほとんどです。中身が入ったまま捨てられると、清掃車やゴミ処理工場などで何らかの拍子に引火して爆発や火災につながるからです。スプレー缶廃棄についての理解が進んでいないことから、スプレー缶に起因する火災が後を絶たないのが実情です。

スプレー缶ぽいぽい。を使う際に注意すべきことは何ですか?

火の気がない、風通しの良い屋外で使って下さい。スプレー缶ぽいぽい。はスプレー缶の内容物をゴミ袋に捕集しますが、可燃性ガスはフィルターを通じて容器外に放出されます。

中身が入ったスプレー缶を長年、放置しています。問題がありますか?

国民生活センターが2019年に実施した調査によると、家庭で中身が入ったまま放置されているスプレー缶は1世帯あたり平均5・4本ありました。中には長期間の放置によって缶が腐食して中身が漏れ出しているケースも見られました。知らない間に可燃性ガスが漏れ出して引火したり、内容物が噴き出して周囲を汚してしまったりする危険性があります。

スプレー缶には「ガス抜きキャップ」がついています。スプレー缶ぽいぽい。とどう違うのですか?

スプレー缶に付属のガス抜きキャップのほとんどは中身を使い切ったスプレー缶に残った少量のガスを抜くための機構です。中身が残った状態で使うと、周囲に内容物が飛び散り、かかったり吸い込んだりしてしまう可能性があります。スプレー缶ぽいぽい。は、フィルターによって内容物の飛散を抑えながらガスまで抜いてしまうことができます。

それほどスプレー缶を使っている実感がありません。捨てるためだけの道具が必要なのでしょうか?

国内では年間約5億本のスプレー缶が生産されています。輸入分も合わせると国民1人当たり年間4~5本分に相当します。主な用途はヘアスプレーや殺虫剤、制汗消臭剤、塗料などです。「使ってみたら思っていたものと違った」「これほどの量は必要ではなかった」「使い切る前に新しいものを使い始めた」など、様々な理由で余った中身を処分したいと考える人は少なくありません。一家に一つ、スプレー缶ぽいぽい。があれば、中身が余っても廃棄に困ることはありません。